Q.漢方薬に副作用ってあるんですか。

 A.  この質問は、簡単なようで実は、すごーく奥が深い問題です。

  「食品に副作用ってありますか?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?

  食べ物に副作用があったら困りますよね。
  でも、絶対に無いとは言えません。

  牛乳を飲んだら下利をした  これって、副作用?

  「さば」を食べたら、蕁麻疹が出来た  これは?

  食品でも、体質によって、体に合わない場合があります。

  分を取りすぎたら、血圧が上がった。

  甘い物を食べたら太った。

  脂っこいものを食べたらコレステロールが上がった。

  コーヒーを飲んだら、夜眠れなくなった。

  これだって、お〜〜きく拡大して解釈すれば、副作用かもしれません。

  食べ物のの性質を良く知って、適材適所、そしてバランスよく食べる。

  これが大切。

 実は、漢方薬もこれと同じです。
  漢方薬は病気を治すだけでなく、食品と同じように、一つ一つにその性質があります。
    例えば、
     当帰は、体を温め、血を増やす性質
     大黄は、体を冷やし、下痢をさせる性質
     麻黄は、発汗させ、体を温め、興奮させる性質
     ドクダミは、尿の出を良くし、腸の動きを良くし、そして少し冷やす性質
  漢方を使う時は、その性質を知っている必要があります。

  漢方の性質をよく理解して、
   体質に応じて、体にあったものを。
   必要な時に、必要な量だけ。
   そして、バランス良く。


 これさえ守っていれば、副作用はありません。


 漢方薬の性質を知らずに、病名だけで漢方を選んでしまうと、副作用がおこる事もあります。


漢方相談の杏村(あんずむら)