不妊症の漢方治療について


みなさん、こんにちは。
不妊症の漢方治療について、皆さんからのご質問が多いので、シリーズ化して、もう少し詳しく話してみたいと思います。

不妊症の治療を漢方で行う時、ただ単に漢方の考え方だけで治療しようとしても、思った程の効果が出ない事があります。
特に、「卵管閉塞」「多嚢胞性卵巣」「高プロラクチン血症」「子宮腺筋症」などが原因の場合、その病気に合わせた漢方治療が必要です。

また、原因不明の不妊症の場合、あるいは体外移植を何回も行ってもうまくいかない場合は、免疫性の不妊症を疑う必要があります。


このように、弁証(漢方的な理論で診断する事)と弁病(現代医学的な診断で治療する事)の両方を考えて治療していく事がとても大切です。

 さて、お店に良く相談に来られる範囲での不妊症の原因について、いくつかあげてみます。

 卵管の問題
  卵管閉塞によるもの

 子宮の問題
  子宮内膜症 子宮筋腫 子宮腺筋症によるもの
  子宮内膜の状態
   子宮内膜が薄い
   人工流産などで子宮内膜の状態が悪い場合
   厚さは正常だが、潤いがない
   厚すぎてゴワゴワの場合

  子宮の発育が悪い(幼稚子宮)
  
 排卵障害によるもの
  視床下部型
   脳下垂体型
   卵巣機能低下型
   多嚢胞性卵巣

 免疫性の不妊症
   抗精子抗体
   その他の抗体 (卵や受精卵に対する抗体?)

 高プロラクチン血症
 黄体ホルモンの不足

 習慣性流産(不育症)

これだけの原因が考えられます。

次回より、それぞれの漢方治療について、少しずつお話して行きたいと思います。

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